高橋一生「リボーン」”最後のヒーロー”の意味は…“転生×2012年”が意外と刺さったワケ
第1話終盤、高橋演じる剛腕IT社長“光誠”が階段から突き落とされて14年前のクリーニング店の息子“英人”に転生した場面で「AKB全盛期の2012年?」「アニメによくある転生?」とつぶやく高橋のセリフに、SNS上も《この社長、あの顔でAKB聴いてアニメも見てたのか》と盛り上がっていた。
テレビコラムニストの亀井徳明氏は「転生+懐かしネタ+考察要素といった今の流行に乗っているように見えますが、それだけではない面白さがありそう」と、こう続ける。
「24年放送のTBS『ふてほど』で描いた1986年、昨年のフジテレビ『もしがく』では85年、前クール『ラムネモンキー』の88年は、今の50代半ば以上じゃないとなかなか分からないネタがありました。でも『リボーン』の主人公が転生するのは2012年という、もうちょっと若い層にも分かる時代。しかも初回の前半で“光誠”を描くのに『コロナ』『東京五輪』『安倍首相銃撃事件』など数年前の出来事をテンポよく並べることで、まだ多くの人の記憶に新しい部分を刺激して話に入りやすくしたのは、うまかったと思います。IT企業周辺と下町商店街の人物描写はベタといえばベタですけど、むしろその分かりやすさが心地よいのも、配役のバランスがいいから。重くなりそうだったり考察を誘う要素もあるのに、疲労感がないのもいいですね」


















