Netflix「地獄に堕ちるわよ」が賛否で論争含みに…細木数子さんの実像とドラマの“乖離”
■「結局、彼女は何者だったのか?」という問いかけ
ドラマは細木さんをモデルとした女性が戦後の焼け野原での極貧から立ち上がり、騙されたりしながら成りあがっていく半生を時系列で描いていく。そうやって、テレビのバラエティー番組で売れっ子になり「視聴率の女王」となった主人公の、自伝を依頼された売れない女流作家(伊藤沙莉)が虚実を暴いていくというストーリーだ。
「先生とする占い師らが、取材に対して、ことごとく主人公の言い分を否定していくプロットで、嘘と真実の境界線を歩いた女流作家が主人公の仮面を剥ぎ、真相に迫るべく対立していきます。『結局、彼女は何者だったのか?』という問いを視聴者に投げかけるドラマであり、昭和の歓楽街の風景、反社も跋扈していた混沌や猥雑さも再現され、ドラマとしては、十分練られ、お金をかけたであろう凝った演出もなされています。批判のレビューも多いのは、それだけ視聴者の期待値が高い証拠。もちろん、モデルとされた細木数子さんという、評価の定まっていない人物のセンシティブさもあるでしょう」
とは、あるシナリオライターである。賛否両論であれ、話題となり、ヒットしているのは事実で、ドラマとしては成功なのだろう。


















