吉田羊『会社員』ジワリ評価上昇…「ドラマ10」が朝ドラ、大河に続くNHKドラマの“3本目の柱”に
NHKドラマといえば朝ドラ、大河が二大看板だが、2010年に始まった“ドラマ10”は「40~50代女性をターゲット」に1クール完結のヒューマンドラマを主体に放送。主演も大河は男性俳優中心に比べ、女優が多いのも特徴。テレビ関係者は「朝ドラは新人女優ですが、夜ドラは脂の乗った演技派の中堅俳優が中心で、女優も積極的に起用されている。ドラマの時間帯で俳優を使いわけるのがNHKのうまさ」という。
鈴木京香が長谷川博己と共演した「セカンドバージン」が2人の交際も絡んで騒がれたこともあった。19年放送の多部未華子の「これは経費で落ちません!」は会社員の間で流行(はや)る社会現象にもなった。局アナから女優へ転身した田中みな実の出世作になった「悪女について」も同枠だった。
今年7月期は2年前にBSプレミアムで放送した「団地のふたり」を地上波で放送。懐かしい団地を舞台に幼馴染みの小泉今日子と小林聡美のユーモラスな物語にほっこりした。民放の枠は刑事物など、ジャンルは固定されがちだが、ドラマ10は働く女やサスペンスと何をやるかわからない面白さ。まだ視聴率は4~5%台と低いが、NHKの3本目のドラマの柱が完成しつつある。
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