(10)グラビアで週刊誌を手玉に…各誌につけこんだシタタカ戦略とは?
「アイドルって最終的には同性に好かれないとダメなんです。特に女性アイドルはそう。それから子どもにも受けなければいけない」(雑誌「SWITCH」特別編集号2010)
オリコン週間チャートで「ヘビーローテーション」は初登場1位を獲得し、この時点でグループ最高の売り上げ88万枚を記録。YouTubeでは1.9億回も再生されている(26年10月2日現在)。
「『ヘビロテ』はAKB躍進の大きなポイントでした。大島優子の魅力が認知され、世間に前田敦子だけのグループじゃないと周知させた。総選挙を通じて、ファンが『自分たちの力でグループを変えられる』と実感できたし、AKBに興味のない層にも『何か面白いことをしているな』と気付かれた。メンバー個々の知名度も上がっていったし、雑誌のグラビアにも積極的に起用されるようになった」(当時の関係者)
この前後から、週刊誌はAKBメンバーを重用。その分、グラビアアイドルの出演回数が減っていった。週刊誌を押さえることは、大きな意味があった。
「AKBの登場が日常的になると、当然その媒体はスキャンダルを書きづらくなる。記者も空気を読んで、『ネタを掴んでもウチじゃできない』と自主的に判断するようになる。しかも、人気メンバーはいくつもの大手事務所に振り分けられているので、余計タチが悪かった」(前出の出版関係者)


















