過去を断ち切れず? 清原被告に心配される「再犯リスク」

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 清原被告の身元引受人とされる父親は体調不良で、母親は介護施設におり、弟とは絶縁状態。元妻の亜希さんは“清原姓”を捨てた。とまあ、清原被告はA氏以外に頼れる相手がいなかったようだが、過去の人間関係を断つのは薬物依存から抜け出す第一歩とされる。依存していたころを思い出すのもよくないからで、精神科医の酒井和夫氏は「薬物は再犯率が高いので、回復するまで外部とは接触させない。私なら外出も許可しません」と話す。

「清原被告を金銭的にバックアップしているのは、中国地方の飲食店経営者と聞いています。彼は清原被告の“黒い人脈”とは無縁だそうですが、A氏は繁華街の夜の世界にも顔が利くし、“地下格闘技”にも関わっているといいます。暴力団関係者が観戦に訪れることもあるらしい。清原被告は携帯電話の電源を切り、黒い人脈を断つ決意をしているそうですが……」(捜査事情通)

 精神的依存が強い覚醒剤は、本人の意志だけで抜け出すのは困難とされる。家族など周囲の支えが絶対に必要だが、清原被告がシャブ漬けだった当時の“遊び仲間”がそれにふさわしいのか、確かに疑問は残る。再犯のリスクが高まる恐れもある、というわけだ。初公判まで、あと2カ月。「まさか」はないと思いたい。

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