5割以上がパワハラ、セクハラ被害に…女性アイドルを襲うスポットライトの下の“地獄絵図”

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 女性アイドルの5割以上が活動中に精神疾患を患い、そのほとんどがパワハラやセクハラを受けている――。元アイドルのセカンドキャリア支援会社「ツギステ」がこのほどオンラインで調査し、回答した102人のアンケートで明らかになったという。

 ルックス偏重主義の世界だけに、8割近くがダイエットに臨んだ結果、「生理不順・無月経」などに悩んでいた。また、スタッフのほとんどが男性ということもあり、問題や不安を抱えていても、それを相談できず、ストレスを感じやすい境遇にあるそうだ。また、プロデューサーや事務所に何か言うと「干される」として、セクハラやパワハラに耐え忍んでいることが今もあるようだ。

 旧ジャニーズ事務所の創業者であるジャニー喜多川氏による連続児童性加害が昨年、英BBC放送のドキュメンタリーによって世界に報じられ、日本国内でも大騒動となった。まさに、それと同じ構図なのであった。そんなアイドル残酷物語を知る某芸能プロデューサーがさらに深掘りする。

「アイドルになる少女は夢を持ってこの世界に入ってくるのですが、その夢が大きいほど、つらい目に遭ってしまっていますね。反動として、円形脱毛に過食・拒食症、アルコール依存、睡眠薬や抗うつ剤のオーバードーズなどに陥っています」

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