5割以上がパワハラ、セクハラ被害に…女性アイドルを襲うスポットライトの下の“地獄絵図”

公開日: 更新日:

 女性アイドルの5割以上が活動中に精神疾患を患い、そのほとんどがパワハラやセクハラを受けている――。元アイドルのセカンドキャリア支援会社「ツギステ」がこのほどオンラインで調査し、回答した102人のアンケートで明らかになったという。

 ルックス偏重主義の世界だけに、8割近くがダイエットに臨んだ結果、「生理不順・無月経」などに悩んでいた。また、スタッフのほとんどが男性ということもあり、問題や不安を抱えていても、それを相談できず、ストレスを感じやすい境遇にあるそうだ。また、プロデューサーや事務所に何か言うと「干される」として、セクハラやパワハラに耐え忍んでいることが今もあるようだ。

 旧ジャニーズ事務所の創業者であるジャニー喜多川氏による連続児童性加害が昨年、英BBC放送のドキュメンタリーによって世界に報じられ、日本国内でも大騒動となった。まさに、それと同じ構図なのであった。そんなアイドル残酷物語を知る某芸能プロデューサーがさらに深掘りする。

「アイドルになる少女は夢を持ってこの世界に入ってくるのですが、その夢が大きいほど、つらい目に遭ってしまっていますね。反動として、円形脱毛に過食・拒食症、アルコール依存、睡眠薬や抗うつ剤のオーバードーズなどに陥っています」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲