著者のコラム一覧
増田俊也小説家

1965年、愛知県生まれ。小説家。北海道大学中退。中日新聞社時代の2006年「シャトゥーン ヒグマの森」でこのミステリーがすごい!大賞優秀賞を受賞してデビュー。12年「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」で大宅壮一賞と新潮ドキュメント賞をダブル受賞。3月に上梓した「警察官の心臓」(講談社)が発売中。現在、拓殖大学客員教授。

「時代に挑んだ男」加納典明(45)勝新太郎との交友「ずうたいや印象より、遥かに鋭利なものを持っていた」

公開日: 更新日:

「蓮舫を撮った。いい女。俺は嫌いじゃない」

加納石原慎太郎なんかはやっぱり印象に残ってるよ。選挙のポスターも撮ったしね」

増田「そういえば慎太郎さんとはヨットに乗って15日間でしたっけ。パラオまで一緒に行きましたよね」

加納「そうだね」

増田「そういう流れのなかで選挙ポスターも?」

加納「どっちが先だったろうな。もちろん知ってはいたんだけど、俺はよっぽど気に入らないと選挙ものは撮らないから。どうでもいい人を撮ってもしょうがないんで。主義主張でどうのこうのではなく、人間的に興味を持てる人」

増田「石原慎太郎は人物として魅力がありましたか」

加納「彼と会って、その印象が僕の感覚の中でしばらく残った。そういう人ってあんまりいないですけど。小説家としては歴史に大きく名前が残るような人ではないかもしれないけど、人間としては魅力がある」


増田「選挙ポスターって他に誰か撮られたことがありますか?」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  3. 3

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  4. 4

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 5

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  1. 6

    山本淳一は「妻をソープ送り」報道…光GENJIの“哀れな末路”

  2. 7

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  3. 8

    巨人・岡本和真が狙う「30億円」の上積み…侍ジャパン辞退者続出の中で鼻息荒く

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    光GENJIは全盛期でも年収3000万円なのに…同時期にジャニー&メリーが3億円超稼げていたワケ