運動マヒの後遺症が改善 常識打破の脳卒中「新リハビリ法」

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 脳卒中で半身に運動マヒの後遺症が残るとリハビリが行われる。腕(上肢)は脚(下肢)より動きが困難で、回復が難しい。それもあり、「脚は何とか動くようになったけど、リハビリをしても腕は動かないまま」という人がほとんどだ。

 そもそも脳卒中による運動マヒは、発症後6カ月のリハビリで回復しなければ、それ以上はよくならないと考えられてきた。軽いマヒならリミットはもっと短く、約1カ月だ。つまり、運動マヒの後遺症が残ったら、腕は動かないまま過ごさなければならない人が圧倒的多数ということだ。その常識を打ち破るリハビリ法「NEURO」が登場し、注目を集めている。開発した東京慈恵会医科大学リハビリテーション医学講座・安保雅博教授に話を聞いた。

 NEUROが画期的なのは、「発症後6カ月以上経った人でも回復可能」という点だ。

「専門医の間では、〈下肢が回復すればよし〉〈上肢は治らない〉といった考えが昔から変わっていません。それを何とかできないかと思ったのが開発のきっかけです」

 試行錯誤の末、安保教授がたどり着いたのは、脳に刺激を加えて不自由な腕を動かそう、ということだった。

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