【慢性心筋梗塞】 毎日何種類も薬を飲み、定期健診を続けるも4度目のカテーテル治療

公開日: 更新日:

 血圧、血液検査に始まり、カテーテル(冠状動脈造影)検査、CT(コンピューター断層撮影)、MRI(磁気共鳴画像装置)検査など10種類以上受けた後、「バルーン療法」を受けた。

 脚の付け根にある血管から、カテーテルの先端についたバルーン(風船)を差し込み、血栓で狭くなっている冠動脈を膨らます療法だ。血管を正常に広げた後、バルーンをしぼませて外に取り出す。

「治療中の痛みはないのですが、数カ月も経つと、再び血管が狭くなるそうなんです。その後、2カ月に1回、定期検診を受けておりましたが、3度目の入院で動脈の内側に、やはり脚の付け根から『ステントグラフト』を入れる手術を行いました」

 ステントグラフトとは、化学繊維でできた人工血管にステントという網目状になった金属製のバネを取り付けた器具である。血圧とこのバネの力で血管の内側を固定して補強し、血液をスムーズに流す療法で、ステントグラフト内挿術ともいわれる。

 しかし、この治療法も完全でない。

 内藤さんは毎日、抗血栓薬など数種類の医薬品を服用、定期検診も欠かせない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」