ポジティブ思考が苦手なら ストレス消す「朝1分間の習慣」

公開日: 更新日:

「ポジティブシンキングでストレスは解消できるなどといわれますが、できれば誰も苦労はしません。日々、仕事や人間関係などのストレスにさらされているサラリーマンは待ったなし。日常生活のちょっとした習慣を変えてストレスを克服するほうが現実的です」

 こう言うのは、「一流の人はやっている ストレスが消える朝1分の習慣」などの著書がある精神科医の西多昌規氏だ。

 西多氏が着目したのは、“体内時計”。

「人間の体内時計は、24時間より数十分長いことがわかっており、実はこのズレが脳と体のコンディションを下げ、ストレスを生みます。ズレたまま一日をスタートすると日中のパフォーマンスが上がらないだけでなく、いずれ肥満や高血圧糖尿病といった健康問題も生じてくる。これを解消するのが、午前中に体内時計のズレを調整するちょっとした習慣なのです」

 自身が毎日実践する“1分の習慣”はこうだ。

■音より光で起きる

 眠っているときは副交感神経、日中は交感神経が優位になる。この切り替えをスムーズに促すのが朝の光だ。朝の光は交感神経に働きかけ、体内時計をリセットする効果が。また朝日は脳内物質・セロトニンを大量に分泌させるため、自然な目覚めを促す。真っ暗ななか、目覚まし時計の“爆音”で起こされるほうが、ストレス。窓のカーテンを少し開けて寝るのがベター。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  2. 2

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  3. 3

    選挙3連敗でも「#辞めるな」拡大…石破政権に自民党9月人事&内閣改造で政権延命のウルトラC

  4. 4

    11歳差、バイセクシュアルを公言…二階堂ふみがカズレーザーにベタ惚れした理由

  5. 5

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  1. 6

    日本ハム中田翔「暴力事件」一部始終とその深層 後輩投手の顔面にこうして拳を振り上げた

  2. 7

    「デビルマン」(全4巻)永井豪作

  3. 8

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  4. 9

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  5. 10

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学