水だけで十分の朝も…「1日3食が健康にいい」のウソ

公開日: 更新日:

 朝、なんとなく食欲がなくても、朝食も含めて1日3食の規則正しい食事健康の秘訣――。これ、ごく当たり前の常識のように思えるが。

「そんなことはありません。大間違いです。1日3食は成長期の子供にとっての理想的な食生活。オトナの場合は別なのです。これ以上は成長しない中高年が成長期の子供と同じ食生活をしていたら、その先に待っているのはメタボだけです」

 こう言うのは、管理栄養士の伊達友美氏だ。朝食を軽く済ませる人が、午前中の活動のためのエネルギー補給として糖分を取るのも、本来は不要だという。

「人の体は、糖分が不足すれば体脂肪を代わりに使うので、それで済む。朝食は水だけでも十分なのです」

 食事の回数は1日3食と決めつけない。重要なのは、食べたいと思うときに食べるという臨機応変なリズムだ。

「大して食べたいと感じていないときは、体が食べ物を欲していないということ。逆に“食べたい”と思うのであれば、無理に朝食を抜かないのが、その人に合った食生活ということです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 8

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    沢口靖子も菅田将暉も大コケ不可避?フジテレビ秋ドラマ総崩れで局内戦々恐々…シニア狙いが外れた根深い事情