猛暑続く夏 「暑さに弱い人」がチェックするべき3つのこと

公開日: 更新日:

 梅雨明けした途端、九州から北海道にかけて広いエリアで猛暑日を記録。熱中症で搬送される人が相次いでいる。そこまでひどくならなくても、暑さに弱く体調を崩す人と、持ちこたえる人は何が違うのか。

 体温調節で重要なのは、汗を出す汗腺だ。その数は人種差があり、200万~500万個で、暑いエリアに住む人ほど多い。日本に住む日本人より、ハワイの日系人の方が汗腺が多いという報告もあって、環境の影響を受けやすい。

 小児科医の澤田啓司氏は自身のブログで、「日本人の汗腺の数は大体230万で、2~3歳までの環境でその働きが変わってくる」と指摘。赤ちゃんの頃によく汗をかいておけば、汗腺が鍛えられ、暑さの適応力を身につける。極論すると、“暑い地方に住む夏生まれの人”の方が暑さに強いといえる。

 そういえば、「フェアウエーは40度超だった」(担当記者)先日の福島オープンを制したのは、常夏のタイから参戦した49歳のマークセン。松山英樹(23)に6打差つけての優勝は、暑さの適応力が呼び込んだ勝利か。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃