夏に増加の「痛風発作」 3つのマイナス要素知って正しく対策

公開日: 更新日:

「食生活の影響は、すぐに尿酸値に反映されます。宴会で暴飲暴食をしたら翌日、翌々日には尿酸値が急激に高くなっている。一方で、食生活を改善すれば、すぐに尿酸値も下がる。マイナス要素に1つ該当したからといって、直ちに痛風発作になるわけではありません。少しでも該当しないようにし、該当することがあったら、数日単位で調整することです」

 営業で大汗をかきながら外回り。“最初の一杯”をおいしく飲みたいからと、喉がカラカラのままで焼き鳥屋へ直行。ビールのジョッキを一気に飲み干し、焼き鳥を何本も頼む。

 休日に家族や友人たちとビールを飲みながらバーベキュー。汗と一緒にビールが出ていくようで、一日中ダラダラとビールを飲み続ける──。こうした日が続けば、尿酸値が上がっても仕方がない。

「尿酸値を上げるプリン体が多い焼き鳥、肉、刺し身などを取っても構いませんが、ここに脱水、アルコール摂取、缶コーヒーなどマイナス要素を重ねない。ビールを飲むなら、尿酸値の排泄を促す野菜や海藻類、酢の物などを意識して取るようにしてください。要は、尿酸値が上がりそうなら、同時に下げるようなことをする。バランスが大事です」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった