教授に引き留められ命拾い 西城秀樹さん語る2回目の脳梗塞

公開日: 更新日:

「ラクナ梗塞」という末端の梗塞で運動神経をつかさどる部分に障害が起きたのです。入院中は動けず、テレビを見るくらいで、何も覚えてなかったですね。

 脳梗塞は発症してしまったら一日でも早くリハビリを始めることが必要だそうで、1週間ほどで「リハビリ専門病院」に転院。そこでの1カ月で日常生活をこなせるまでに回復しました。

 とはいえ、僕の目指すところは「今まで通り、年間70本のステージをこなすこと」。そこで次はプロレスラーやアスリートが通う、「リハビリトレーニング施設」に2日に1度、通い始めました。今もプールでウオーキングなどさまざまなトレーニングメニューをこなしています。さらに自宅では、毎朝9時から2時間ストレッチ。さらにボイストレーニング40分を自らに課しています。

 一度、筋肉が硬直すると、ストレッチは本当に痛いんですよ。「勘弁してください!」って悲鳴を上げるほど。天気が悪いと余計に調子が悪い。けどね、絶対休まない。大事なのは毎日続けること。自覚はないけど、久しぶりに会う人たちは僕の回復ぶりに驚きますね。脳梗塞でもやるしかない。小学生と中学生の子供3人がいますから。それに尽きます。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元大食い女王・赤阪尊子さん 還暦を越えて“食欲”に変化が

  2. 2

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です

  3. 3

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  4. 4

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  5. 5

    YouTuber「はらぺこツインズ」は"即入院"に"激変"のギャル曽根…大食いタレントの健康被害と需要

  1. 6

    大食いはオワコン?テレ東番組トレンド入りも批判ズラリ 不満は「もったいない」だけじゃない

  2. 7

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  3. 8

    「渡鬼」降板、病魔と闘った山岡久乃

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!