健康診断では分からず 日常動作が失神招く「危険な病気」

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 ②は激しい運動中に起こる「大動脈弁狭窄症」のほか、「肺塞栓症」「くも膜下出血」などで発症する。むろん、失神の背景にあるこうした病気はヤバいが、厄介なのは日常動作で起きる失神だ。

「例えば③の反射性失神です。この失神はさらに3つに分かれ、恐怖や痛みなどの感情ストレスや長期の起立が引き金になる『血管迷走神経性失神』、くしゃみなどで起きる『状況失神』、それに『頚動脈洞過敏症』に分かれます。大量飲酒後に起きる『排尿失神』、高齢女性の切迫した排便や腹痛を伴う排便で起きる『排便失神』は『状況失神』に含まれます」(林院長)

 頚動脈洞は首の付け根にある血圧と脈泊数をコントロールするセンサー。圧迫すれば脈が遅くなる。

「ただし、過敏症の人はひげをそるのに首を曲げたり、伸ばしたり、マッサージを受けたり、ネクタイを強く締めただけでも失神することがあります」(林院長)

 失神を防ぐことは簡単ではない。意識が遠くなりかけたら、しゃがみ込んで2次被害を軽くすることだ。

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