過剰増殖でニキビやかゆみが 「顔ダニ」あなたの顔を蝕む

公開日: 更新日:

■寝ている間に活発化

「夜、きっちり洗顔を行わず、余分な皮脂や汚れが皮膚に残ったまま寝ると、顔ダニはそれらを食べて増えていくのです」

 顔ダニ増加のきっかけでよくあるのは、女性の不十分なクレンジング(化粧落とし)。しかし、男性だって油断できない。皮脂は、脂っぽい食事でも増える。居酒屋で酒を飲みながら、空揚げやポテトフライなどハイカロリーのつまみを食べ、夜遅くに酔っぱらって家に帰り、洗顔どころか、風呂にも入らずバタンキュー……。これでは、顔ダニが増えても仕方がない。

「『ニキビ=顔ダニ』ではないが、何をやってもよくならないニキビがあれば、顔ダニを調べたほうがいい」

 顔ダニの治療は、洗顔はもとより、顔ダニの内服薬による除菌を行う。症状が治まってきたら、顔ダニが「適正量」に落ち着いたと考えられる。あとは、顔ダニが過剰に増えすぎないよう皮脂のコントロールに注意する。

 ただし、ニキビに対しての診断、治療を適切に行っている皮膚科が少ないことが大きな問題になる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・神谷宗幣代表が街頭演説でブチまけた激ヤバ「治安維持法」肯定論

  2. 2

    「自公過半数割れ」後の大政局…反石破勢力は「高市早苗首班」で参政党との連立も

  3. 3

    元小結・臥牙丸さんは5年前に引退しすっかりスリムに…故国ジョージアにタイヤを輸出する事業を始めていた

  4. 4

    自民旧安倍派「歩くヘイト」杉田水脈氏は参院選落選危機…なりふり構わぬ超ドブ板選挙を展開中

  5. 5

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  1. 6

    トップ清水賢治社長に代わったフジテレビの“アニメ推し”が目に余る

  2. 7

    参院選和歌山「二階vs世耕」は血みどろの全面戦争に…“ステルス支援”が一転、本人登場で対立激化

  3. 8

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省に一喝された過去

  4. 9

    長嶋茂雄さんの引退試合の日にもらった“約束”のグラブを含めてすべての思い出が宝物です

  5. 10

    遠野なぎこさんは広末涼子より“取り扱い注意”な女優だった…事務所もお手上げだった