顔ペロペロも危険 胃がん招く細菌は“愛するペット”が感染源

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「ハイルマニの除菌には、ピロリ菌の除菌で使われるものと同じ種類の抗生物質が有効です。ただ、ピロリ菌に感染している人はハイルマニには感染しにくいし、ハイルマニに感染している人はピロリ菌には感染していないケースが多い。そのため、ピロリ菌が陰性の場合はハイルマニも見逃され、適切な除菌も行われません。ピロリ菌が陰性でも胃に病変がある人は、ハイルマニの検査を受けた方がいいでしょう」

 また、ハイルマニの感染を予防することも大切だ。

「犬、猫、ウサギといったペットを触ったりなでたりする分には問題ありませんが接触した後はしっかり手洗いをしてください。また、顔をペロペロとなめさせたり、キスをしたり、口移しで食べ物を与えることは控える。自分が使っている箸を使って、直接食べさせるのも危険です。排泄物を処理する時は手袋を使い、処理が終わったらしっかり手洗いをしてください」

 ペットを飼っていて胃の異常が続いている人は、ハイルマニの検査も考慮すべし。

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