客観的根拠なく診断困難…“エセうつ病”で注意すべきこと

公開日: 更新日:

 言い換えれば、治療がうまくいっていると患者側が感じられず、受診時に精神症状だけを問われたようであれば、その診断は正確ではないかもしれないのだ。

■本当にうつ病

 うつ病と診断され、適切な治療をきちんと受けているにもかかわらず、症状がなかなか改善されない場合は、別の疾患かもしれない。

 特に意識したいのが、女性更年期障害と双極性障害だ。

「まず、更年期障害を発症しやすい年齢は、うつ病を発症しやすい年齢でもあります。しかも、症状が似通っている。次に、双極性障害はうつ状態と躁状態を繰り返す疾患で、躁状態が派手でなく期間が短いタイプでは躁状態が見逃され、うつ病と診断されるケースが少なくないのです」

 いずれも、治療法は異なる。更年期障害の治療はホルモン療法や漢方薬などを用いるが、それらはうつ病には効かない。

 双極性障害に至っては、治療戦略の間違いが深刻な結果をもたらしかねない。近年、抗うつ薬を用いることで双極性障害がより悪化するという報告があるのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ