切り傷やすり傷は乾かさないほうがいいのか

公開日: 更新日:

 傷には消毒薬を塗って、フーフー吹いて乾かす……というのは昔の話? 自由が丘クリニックの鈴木悠花先生が教えてくれました。

「傷を乾燥させると、表皮の細胞が壊死して新しい表皮が再生されにくくなってしまいます。傷口は湿潤環境を保つことで治りが早くなるのです」

 切り傷やすり傷ができると、ジュクジュクした液体が出てきますね。かつて「これは膿だから乾かしたほうがよい」と思われていました。しかし、実はこれ、皮膚を再生する物質(細胞増殖因子)が多く含まれる「滲出液」。滲出液が乾燥しないように、湿った状態を保つのが正しい治し方なのです。

「傷口を消毒すると正常な細胞まで傷つけ、痛みも伴うため、今は水やせっけんで洗うのが正解。その後、市販の湿潤ばんそうこうを貼るといいでしょう」

 ただし、ばい菌感染(傷の汚染)が疑われる場合は医師の診断を仰ぐべき。発熱を伴ったり、傷が赤く腫れていたり、膿が出ていたり、熱を持っていたりしたら、感染の疑いが濃厚です。

 ところで、傷を食品用ラップで覆う方法もいいと聞きますが?

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網