【子宮筋腫の低侵襲手術】メディカルトピア草加病院・婦人科(埼玉県・草加)

公開日: 更新日:

 手術は、子宮ごと取ってしまう「子宮全摘術」と、筋腫だけを取る「筋腫核出術」がある。

「どちらの手術にするかは患者さんの希望になります。子供をつくる必要がなかったり、筋腫の数が多ければ全摘術の方がいい。妊娠を考えていたり、子供はいるけれども子宮を残したいというならば核出術になります」

■入院日数は開腹の2分の1

 この2つの手術をできる限り、侵襲の少ない内視鏡手術で行っているのが同科の特徴だ。内視鏡手術には、お腹に5~10ミリの穴を4カ所開けて行う「腹腔鏡手術」と、お腹は切らずに膣から内視鏡を入れて筋腫を取る「子宮鏡手術」がある。

「開腹手術か内視鏡手術かの選択は筋腫の大きさで決まります。15センチ以下であれば腹腔鏡でほとんど対応できます。子宮鏡の適応は粘膜下筋腫のみで、3センチ以下であれば行うことができます」

 お腹を12~13センチ切る開腹手術の入院日数は10~14日。比べて、傷の少ない腹腔鏡は1週間弱、子宮鏡では2泊3日と大幅に回復が早い。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑