【しもやけ】市販薬で様子を見るのは3~4日まで

公開日: 更新日:

 寒さで血流が悪くなり、手や足の指先が赤く腫れてかゆみや痛みを伴う「しもやけ」。入浴などで患部を温めるとかゆみが強くなるのも特徴だ。

 冷たい外気にさらされる耳たぶ、頬、鼻などにもできやすい。山手皮フ科クリニック(東京・高田馬場)の豊福一朋院長が言う。

「気温が5度前後で、一日の気温差が10度以上になると起こりやすいとされています。寒冷にさらされた直後は血管が収縮します。そのあと動脈は早く拡張しますが、静脈は収縮したままの状態になります。そのため静脈から組織内に体液や炎症物質が漏れて、炎症やむくみが起こると考えられています」

 ただし、同じ環境下でも発症しやすい人としにくい人がいる。寒さによる血流障害の回復には遺伝的な差があるからだという。

 また、動脈硬化のある人も手足の血流が悪いので起こりやすい。

「手袋や靴を履いて直に冷気が当たらなくても、雨や雪で濡れたままにしていると気化熱で皮膚の表面温度が下がり、しもやけになりやすい。手足や体の濡れた部分は早くしっかりふき取り、濡れた手袋や靴下、靴は取り換えることが予防になります。先が細い靴やヒールが高い靴を履くことも、足の指先が血行不良になりやすいので要注意です」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状