【前立腺肥大症手術】湘南鎌倉総合病院・泌尿器科(神奈川県鎌倉市)

公開日: 更新日:

 そのため、症状が悪化して尿がまったく出なくなる「急性尿閉」を繰り返すような人では、尿道にカテーテルという管を留置し、定期的な交換が必要になる。痛みも伴うため、生活の質が著しく低下する。

「PVPの大きな利点は、術中の出血量が非常に少ないことです。ですから、抗凝固薬などを服用している患者さんでも安全に手術をすることができます。術後の尿道カテーテルも1日で取れて、低ナトリウム血症などの合併症のリスクも少ない。TUR―Pの課題が、ほとんどクリアできるようになりました」

 PVPはTUR―Pと同じ内視鏡手術になる。しかし、出血量が極端に少ないのは、肥大した組織を“切る”のではなく、特殊な緑色レーザー光を組織に当てて瞬時に“蒸散”させるからだ。手術は下半身(腰椎)麻酔で、所要時間は1~2時間。入院期間も従来は約10日だったのが、約5日で退院できる。また、術後に勃起障害や失禁が起こることはほとんどない。

 PVPは2011年に保険適用になっており、治療費は入院料などすべてを含め3割負担でおおよそ12万円だ(高額療養費制度が利用できる)。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ