春は上がりやすい血糖値 原因と対策法を専門医が解説

公開日: 更新日:

「慢性的なストレス糖尿病の発症に関わっているのではないかという研究が発表されています。ストレスを受けると交感神経が優位になり、アドレナリンが分泌されるなどしてインスリンの拮抗物質が出てきます。そのためインスリンの効きが悪くなり、血糖値を上昇させてしまうのです」

 一過性の急性ストレスであればそれほど心配ないが、慢性的に引きずってしまう場合は要注意。何も用事がないときは、さっさと帰宅して早く寝るようにするなど、自分なりのストレス解消法を考えよう。

 花粉症も血糖値を上げやすくする。花粉症によるアレルギー症状によってストレスホルモンが分泌され、炎症性サイトカインが増えると血糖値が上がりやすくなるのだ。

「さらに、花粉症の症状を抑えるための抗アレルギー薬の多くには、血糖値を上げる成分が入っています。たとえば、鼻詰まりを抑える薬に含まれている塩酸プソイドエフェドリン、硫酸プソイドエフェドリンなどは、交感神経刺激作用があるためインスリンの効きが悪くなり、血糖値を上げてしまうのです」

 春先は血糖値を上昇させる環境や要因が揃っている。自分でも気づかないうちに高血糖状態が続いていたなんてケースもある。しっかり意識して、対策を講じたい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る