2週間で“汗をかける体質”に 酷暑に負けない体のつくり方

公開日: 更新日:

「このため、脳が指令を出して血液や心臓に大きな変化を起こします。内臓にたまった血液の多くを皮膚に向かわせ、心臓から押し出される血液量を快適な気温の場合と比べて2倍近くに増やします。その後、皮膚に血液を大量にとどまらせるために、心臓に戻る血液量が減ってしまいます。ただでさえ、汗をつくるせいで血液量が少ないのですから、心臓は収縮しても血液を押し出せない状態になる。心臓に負担がかかり、血液は固まりやすくなって脳梗塞心筋梗塞のリスクが上がるのです」(菅屋名誉教授)

 この状態を改善するのが暑熱順化だ。体温上昇を先に察知して汗が早く大量に出るようになる。東邦大学名誉教授で平成横浜病院健診センターの東丸貴信医師が言う。

「暑熱順化が完成すると体温の上昇が少なくなり、心拍数の増加が軽減されます。また、汗腺の働きが活発になり、汗の中の塩分を再吸収します。そのことで、体の中にとどまる血液量が増えて、体温が上がりにくくなるのです。結果、比較的少量の水分補給で体液量が回復するようになり、熱中症や脱水になりにくくなるのです」

運動と入浴で脳の機能を高める

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網