【続・変形性膝関節症】サプリメントの効果は実感できず

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 入院費用は100万円近く請求されたが、個人負担が3割、さらに高額療養費制度の請求で、実質の支払いは20万円弱で済んだという。

 入院中の相部屋は、膝を手術した患者のみですぐに親しくなった。退院後もそのときの付き合いが続いている。その頃の入院仲間に会えば、膝関節の痛みで苦しんでいた時代を回想するという。

 かつて高橋さんは、雑誌やテレビのサプリメントの広告で、“痛みが解消する”“軟骨が増える”などと目にすると、すぐ飛びついていた。

「毎月、平均数万円の出費でしたが、効果があったという実感は一度もなかった。これは、元患者の共通した意見でした(笑い)。私の経験から、膝関節でお困りの方には自信をもって手術を勧めます。決して怖くはありません」

【連載】ドキュメント「国民病」

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