周囲驚かす性格の豹変には病気が潜んでいるかもしれない

公開日: 更新日:

「普段はおとなしいのに、最近急に怒ったり、笑ったり。どうしちゃったの?」「今日はやたらと人の集まるところに行きたがっちゃって変ね……」

 暑くなったり、忙しくなったりすると、一時的に周囲を驚かせる振る舞いをする人がいる。迷惑な話だが、ストレスがたまっていると思えば理解できなくもない。ところが、短期間にガラリと振る舞いが変わり、それが続くような場合は要注意。病気が隠れているかもしれない。サラリーマンの病気に詳しい弘邦医院(東京・葛西)の林雅之院長に聞いた。

「もっとも有名なのは高次脳機能障害です。事故や病気で脳に障害が起こり、新しいことが覚えられないなどの記憶障害や、物事に集中できずミスばかりする注意障害、スケジュール通りに物事を進められない遂行機能障害、場違いの場面で怒ったり笑ったりするなどの社会的行動障害など、多岐に及ぶ症状が表れます」

 この病気は外見上は障害がわからず、本人も病気の意識がない。そのため、障害を知らない人から誤解を受けやすく、人間関係のトラブルを起こしやすい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か