ガガと同じ線維筋痛症 如月まぁやさん“見えない痛み”語る

公開日: 更新日:

 音楽活動を始めた頃は「病気を売り物にしている」といった批判も受けました。でも、そう言われることは覚悟していましたし、心の傷は考え方を変えればなんとか治せます。だから、批判を避けることより「誰かを救える自分でありたい」と思いました。

 私に限らず、外見からはわからないけれど、重大な病気を抱えている人はたくさんいます。「内部障害」のマークを着けていても、電車で席を譲ってくれる人はほとんどいません。自分と違う人を哀れむのではなく、興味を持って欲しいのです。ガガさんのニュースで病気の認知度が上がり、医療の研究が進み、政治的な対策にもつながったらいいなと期待しています。

▽きさらぎ・まぁや 1993年、東京都生まれ。5歳からピアノを始め、18歳で音楽専門学校に入学。作曲を専攻し、卒業制作でCDアルバム「FantasiaMusical」を仲間と共に制作。その中の1曲が「Pain」として配信されている。17歳から患う「線維筋痛症」の啓蒙のため、音楽活動や講演活動を行っている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々