日本人初の同時移植 ハギワラマサヒトを救った太田光と妻

公開日: 更新日:

■日本人で初めて腎臓肝臓の同時移植手術

 こうしてボクは日本人で初めて腎臓肝臓の同時移植手術を受けたのです。それまでずっと「最期ぐらい誰にも迷惑をかけずに逝きたい」と思っていました。でも、太田さんにはこう言われました。「おまえはそれでいいかもしれないが、周りの人間は、おまえに何もできなかったことをずっと後悔するんだぞ」って……。ズシンときました。

 そして今、ボクの腎臓は、2015年に再婚したカミサンから再移殖してもらった腎臓です。生体間の移殖には躊躇しましたが、カミサンは思いつきなどではなく、何年も前から移殖に関する勉強をして、自分の腎臓をボクに提供することを考えていたんです。キリングセンス時代からファンでいてくれた彼女の腎臓を移植したのは、入籍の翌月でした。

 太田さんやカミサンのほかにも、高校生のボランティアの人たち、ボランティアの医師、友達など、本当にたくさんの人に助けられました。人とのつながりでボクの命は支えられています。まだ、1000万円ぐらい借金が残ってますけどね(笑い)。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網