冷え性なのに…動いてもないのにあふれ出すひどい汗

公開日: 更新日:

 激しい運動をしたわけでもなく、暖房が効きすぎているわけでもない。それなのに冷え症の妻が突然、顔からダラダラと汗を流したらビックリするだろう。

 芦屋JINクリニック院長の神三矢氏が言う。

「“ホットフラッシュ”の可能性が大です。温度や運動の有無にかかわらず、また時間も季節も関係なく、突然顔が火照り、のぼせたようになって汗が大量に出てくるのです。更年期女性の多くが経験します。発汗は、顔だけがほとんどですが、首や胸あたりにまで及ぶケースもあります」

 有働アナも、そのつらさを告白している。更年期はもちろん、“プレ更年期”でも、女性ホルモンのバランスが崩れ、自律神経のバランスが乱れると、首から上が火照りやすくなる。手足は熱くないことが多いという。

「自律神経は、血管の収縮や拡張など体温調節に関係します。それがうまく作用せず、ホットフラッシュを起こしてしまうのです」

 ひどくなれば、ただ顔が火照ったり汗が出たりするだけでなく、めまいや頭痛も引き起こすというから大変だ。

「首や脇にウエットティッシュや保冷剤を当てて冷やし、火照りを和らげるとよいでしょう。外出先なら、自販機などで購入した冷たい飲み物を当てるといい」

 夫なら、首や脇を冷やす応急処置は覚えておくことだ。

【連載】男も知るべし 女性ホルモンの不思議

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  2. 2

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か

  5. 5

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  1. 6

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  2. 7

    三山凌輝に「1億円結婚詐欺」疑惑…SKY-HIの対応は? お手本は「純烈」メンバーの不祥事案件

  3. 8

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  4. 9

    佐藤健と「私の夫と結婚して」W主演で小芝風花を心配するSNS…永野芽郁のW不倫騒動で“共演者キラー”ぶり再注目

  5. 10

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意