有働アナは40歳で 若くして発症する“プレ更年期”の引き金

公開日: 更新日:

 日本人女性は、平均50歳で更年期障害を発症する。ところが、有働アナは40歳で“プレ更年期”になった。若くして発症する女性は少なくない。“本番前後”ならともかく、若年発症だと、男性には、女性の不調の原因が何なのか見当がつかないだろう。

 有働アナは、地面から足を引っ張られるようなめまいを感じたり、急に汗が出たりする不調に悩まされながらも、米NYでオバマ大統領勝利を伝えていたという。それにしても、なぜ“プレ更年期”のようなことが生じるのか。聖路加国際病院内科名誉医長の西崎統氏はこういう。

ストレスです。不規則な時間の仕事やプロジェクトのプレッシャー、睡眠不足、上司との関係、家庭のトラブル、マネーの不安、さらには急激なダイエットもそう。それらが複合的に重なって限界に達すると、一時的にエストロゲンの分泌が止まって、“プレ更年期”になることがあります」

 男性も、極端な仕事のストレスや急激なダイエットなどで、30代で“プレ更年期”になり、抑うつやEDになったりするが、有働アナがホルモン剤で回復したように、男性の“プレ更年期”もホルモン補充で回復するという。

【連載】男も知るべし 女性ホルモンの不思議

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲