下剤と食物繊維は大間違い 便秘治療はタイプ分類がカギ

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 大腸通過正常型と遅延型の見極めは「大腸通過時間検査」という専門の検査が必要だが、研究として行う一部の医療機関でしか受けられない。

「ただ、下剤による治療で通過正常型か遅延型かの判断は、ある程度つきます」

■下剤が効かなければ大腸通過時間検査を

 大腸を刺激せず排便しやすい環境をつくる非刺激性下剤を単剤または複数剤組み合わせる。非刺激性下剤が適量に達するまでは、大腸を刺激する刺激性下剤をレスキュー的に用いる場合もある。

「下剤治療によって排便回数減少型は、通過正常型でも遅延型でも便が軟らかくなる。しかし、排便回数がほとんど増えなければ食物繊維摂取量が少ない通過正常型が考えられます。遅延型であれば、適切な下剤の使用でバナナ状の便が週3回以上出るようになります」

 味村医師の場合、通過正常型の患者が若い世代であれば、今後の生活習慣病の予防も含め、日々の食生活で食物繊維摂取量を増やす栄養指導を行う。高齢者では、食物繊維に代わる薬を処方。

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