下剤と食物繊維は大間違い 便秘治療はタイプ分類がカギ

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 食物繊維摂取量の正常化や下剤が効くなら、つまりは排便回数減少型の通過正常型か遅延型なら、開業医や一般の消化器内科でも便秘が改善できる可能性が高い。しかし、下剤が効かなければ、現段階では、指扇病院をはじめとする便秘治療を専門とする医療機関を受診したほうがいい。

「便秘ではないのに腹痛がある機能性腹痛症、最大限の下剤を投与しても十分な効果が得られず手術の検討が必要な結腸無力症などは、大腸通過時間検査が必須であることが理由のひとつです」

 機能性便排出障害(排便回数困難型のひとつ)に効果的なバイオフィードバック療法も、実施する医療機関が増えているとはいえ、どこでも受けられるわけではないことも理由だ。

■今後の課題

 味村医師は、「今回のガイドラインで我が国の便秘診療が大きな一歩を踏み出したのは間違いないが、ガイドラインで推奨している診療を保険診療として国民全体に提供するには、さらに歩みを進める必要がある」と指摘。なぜなら、便秘診療の重要な「武器」となる検査、治療のいくつかは、まだ保険適用が得られていないからだ。たとえば、大腸通過時間検査、食物繊維摂取のための栄養指導などになる。

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