更年期女性の1割が発症 微小血管狭心症のリスクを知る

公開日: 更新日:

「カルシウム拮抗薬や硝酸薬、β遮断薬(太い血管の痙攣があれば禁忌)、ニコランジル、サルポグレラート(セロトニン遮断薬)などが使われます。女性ホルモンとの関係が深いので、症状がひどい場合はホルモン療法を施す場合もあります。ただし、狭心症へ進行することも少ないですし、閉経後しばらくすると自然と治ることもあります。そのため多くの場合、薬も必要ありません。痛みで困っている場合は不安定狭心症や心筋梗塞になるリスクがあるので、薬による治療が必要です」

 ただし、就寝時に胸の痛みがあって狭心症を疑って病院を訪れる人の中には、逆流性食道炎だったケースも多い。「心臓の検査で異常なし」と言われたら、念のため消化器内科に診てもらうことも必要かもしれない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも