猫が喘息悪化の原因 飼いつつ症状を軽減させるポイントは

公開日: 更新日:

 喘息は、残念ながら治る病気ではありません。ある程度の期間は長期管理薬を日常的に吸入・服用してもらう必要があります。

 さらに、喘息発作を起こしやすくする要因を取り除いてもらわなければなりません。長期間にわたり、これらを行う上で不可欠なのは、「自分の喘息」について正しく理解しなければならないということ。

 主治医が単に「喘息です。こちらが薬です」と言うだけの治療では、患者さんは薬をいずれ飲まなくなるでしょう。また、激しい喘息発作を起こして救急搬送になるリスクも高くなるでしょう。

 ただし、喘息発作を起こしやすくする要因を取り除いてもらうのは、まさに「言うは易し、行うは難し」であることが多いのです。

 特に頭を悩ますのが、ペット問題です。喘息の患者さんには、自宅で猫を飼っている人が結構います。呼吸器内科医としては、喘息患者さんが自宅で猫を飼うのは、症状悪化につながるためNGです。

■夜は寝室に入れない

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲