猫が喘息悪化の原因 飼いつつ症状を軽減させるポイントは

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 喘息は、残念ながら治る病気ではありません。ある程度の期間は長期管理薬を日常的に吸入・服用してもらう必要があります。

 さらに、喘息発作を起こしやすくする要因を取り除いてもらわなければなりません。長期間にわたり、これらを行う上で不可欠なのは、「自分の喘息」について正しく理解しなければならないということ。

 主治医が単に「喘息です。こちらが薬です」と言うだけの治療では、患者さんは薬をいずれ飲まなくなるでしょう。また、激しい喘息発作を起こして救急搬送になるリスクも高くなるでしょう。

 ただし、喘息発作を起こしやすくする要因を取り除いてもらうのは、まさに「言うは易し、行うは難し」であることが多いのです。

 特に頭を悩ますのが、ペット問題です。喘息の患者さんには、自宅で猫を飼っている人が結構います。呼吸器内科医としては、喘息患者さんが自宅で猫を飼うのは、症状悪化につながるためNGです。

■夜は寝室に入れない

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