氾濫する「歯磨き情報」にまつわる5つの誤解 歯科医が解説

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 第一、虫歯や歯周病になるのは歯と歯の間や歯ぐきのくぼみなど。すでに虫歯の原因菌であるミュータンス菌が歯の表面にプラークをつくっていれば、歯磨きで破壊しなければ、いくら強力な抗菌作用のある唾液の持ち主でも歯の再石灰化ができず、意味をなさない。

【2】口臭は間違った磨き方をしているから

 歯と歯の間や歯周ポケットに食べかすが残って腐敗することもあるが、口臭には寝起きや空腹時など誰にでも起きる生理的口臭もある。ほかに飲酒や喫煙やニンニクなどの飲食物・嗜好品による口臭、虫歯や歯周病、鼻、のど、消化器などの病気が引き金になる病的口臭、ストレスが原因の口臭がある。見逃せないのは舌苔の臭いだ。

「舌の表面は角質が伸びて硬くなり、そのすき間に細菌や食べかすがたまった舌苔は卵が腐ったような強い臭いがします」

【3】「磨いた気にさせる」歯磨き粉は不要

 歯磨き粉には、虫歯予防や歯周病予防などの目的に応じていろいろな成分が入っている。歯磨き粉のしっとり感を保つ「湿潤剤」、口の中を泡立てる「発泡剤」、茶渋やたばこのヤニを落とす「研磨剤」、爽快感や香りをつける「香味」などだ。

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