ニオイが消えたら黄信号 認知症は嗅覚を鍛えて予防・改善

公開日: 更新日:

「この結果から、においの機能を鍛えるとアルツハイマー病の悪化を防ぐだけでなく認知機能を向上させる可能性があることがわかりました。しかも、高度アルツハイマー病患者さんの脳をCT撮影すると、脳が萎縮して多くの神経細部が死滅していることがわかります。それでも、認知機能が向上しているのはアロマセラピーが脳神経を再生する可能性があるということではないでしょうか」

■昼夜で香りを変える

 一般的に脳神経は成長してからはほとんど新生しないとされる。しかし、嗅神経は例外だ。

 マウスでの実験では海馬の一部と脳室下帯などで新生することがわかっている。側脳室で生まれた神経細胞は移動し、既存の神経回路に取り込まれる。つまり、アロマセラピーによる嗅神経への刺激は、脳神経の新生のキッカケになる可能性がある。

「昼夜でにおいの種類を変えたのは、朝は交感神経を刺激して体を活動的な状態にして記憶力を強化することが必要だと考えたからです。逆に夜は副交感神経を優位にし、不眠改善や不安軽減を期待しました。目的に合ったにおいを探すため、多数の文献から各6種類の候補を選び、それぞれ第1、2位をブレンドにしました。その方が効果を期待できるからです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網