著者のコラム一覧
永田宏長浜バイオ大学元教授、医事評論家

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

<3>心筋梗塞や脳梗塞、エコノミー症候群になりにくい?

公開日: 更新日:

 血液が血管内で凝固したものが「血栓」です。ある程度大きいものは血管を塞いでしまうため、命に関わることもあります。脳梗塞心筋梗塞は特に有名です。また肺の血管で詰まれば、肺塞栓症(エコノミークラス症候群)を引き起こします。

 O型血液は固まりにくいため、外傷などには不利ですが、逆に血栓ができにくい分だけ、これらの病気に襲われるリスクが低めであることが知られています。

 特に差が大きいのが、足などの静脈にできる血栓です。血流が緩やかになるため、血栓ができやすくなるのです。できた血栓が大腿部の太い静脈を塞ぐと「深部静脈血栓症」になります。足全体がむくみ、痛みが生じます。

 しかし血栓が剥がれて心臓に向かって流れ始めると、もっと危険です。心臓の右心房から右心室を経て、肺動脈へと流れていき、肺内で血管を塞いでしまうのです。これが「肺塞栓症」と呼ばれる病気です。細い血管なら、多少胸が痛んだり、息苦しくなったりする程度で済みますが、太い血管が詰まると、激しい痛みや呼吸困難に襲われ、命を落とすこともあります。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網