意外に多い人獣共通感染症 犬猫に噛まれたらどうすべき?

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 ペットの口の中には細菌がうじゃうじゃいて歯周病は獣医師の間でも問題になっている。犬は8割近くが歯周病予備群という報告もある。そもそも動物から人間に感染する「人獣共通感染症」は約200種類ほどあり、日本では約20種類が存在するといわれる。

 注意したいのは「飼い犬や飼い猫であればワクチンを打っているから安全」という思い込み。確かに狂犬病など一部の重篤な病気に対する予防ワクチンは打っているかもしれないが、思わぬ病原菌を持っていないとも限らない。

 では、犬や猫に噛まれたり、ひっかかれたりしたときはどうすればいいのか。

「傷口をせっけんと流水で、傷の周りに付着した動物の唾液をしっかり洗い流すことです。清潔なガーゼを当てて包帯を巻く。そして必ず整形外科か皮膚科などの医療機関で診てもらうことです」(水井院長)

■狂犬病やマダニにも要注意

 犬で気になるのは狂犬病だ。日本では61年以上発症例はないが、発症すればほぼ100%亡くなる怖い病気。しかも、狂犬病ウイルスは犬だけでなくキツネ、アライグマ、コウモリからも感染し、世界中で毎年5万人近くが亡くなっている。海外では不用意に犬や野生動物に近づかないことだ。日本では予防ワクチンの義務化や防疫体制のおかげで幸い発症例がないものの、今後もゼロのままでいけるとは限らない。

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