自律神経がカギ 寒い冬こそ「日光と朝食」で疲労を撃退

公開日: 更新日:

 心機一転、仕事始めなのに心身ともにバテ気味でヤル気が出ない……。冬は疲労がたまりやすい季節だけに、しっかり対策を講じたい。

 1月は疲れが取れにくい季節で、回復しないまま疲労が蓄積しやすい。これが続くと慢性疲労となり、心身の不調はもちろん免疫力の低下も招き、感染症にかかりやすくなってしまう。最大の要因は「寒さ」にある。

「東京疲労・睡眠クリニック」院長の梶本修身氏は言う。

「人間には生命を守るために体の状態や機能を一定に保とうとする『ホメオスタシス』という働きがあり、すべて自律神経がコントロールしています。寒い冬はその自律神経が酷使される場面が増えるため、疲労がたまりやすくなるのです」

 人間の深部体温(体の内部の体温)は自律神経の働きによって37度前後に保たれている。暖かい環境では体温を発散させようと血管を拡張させ、寒くなると体温を逃がさないように血管を収縮させて血圧が上昇する。暖かい環境から、急に寒い環境にさらされると、それだけ自律神経が活発に働くことになる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か