正月休みに取り組みたい「7つの成分」を食べて疲労を撃退

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 正月だからといって好きなものばかり食べていたら、たまった疲れを残したまま仕事始めを迎えることになる。正月休み中に疲労を撃退する食事術を日本消化器病学会専門医の江田証氏(江田クリニック院長)に聞いた。

「かつて、疲労は細胞に乳酸がたまることが原因で起こると考えられていました。しかし、すでに乳酸説は否定されていて、いまは体内で発生した活性酸素が細胞を傷つけることが疲労の原因であることがわかっています。つまり、疲労を回復させるには活性酸素の発生を抑えることが大切です。同時に人には体を動かすためのエネルギー『ATP』を産生するTCA回路というシステムが備わっています。この回路をスムーズに稼働させることも疲労回復につながります」

 抗酸化作用とTCA回路の効率を高める科学的根拠を持つ7つの成分が豊富な食品を挙げてもらった。

①鳥の胸肉

 抗酸化作用と持続的な疲労軽減効果が科学的に認められている「イミダペプチド」を豊富に含んでいる。

「1日200ミリグラムを2週間摂取し続けると効果が表れます。鳥の胸肉なら100グラムが目安で、コンビニで売っているサラダチキンは1つ100グラムで、これを2週間毎日食べるのもいいでしょう」

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