2年間続いた腹痛…超音波検査の結果はいつも異常なしだった

公開日: 更新日:

 お腹の調子が良くないな、と最初に感じたのは、大腸がんと診断された14年12月の2年ほど前から。自宅近所の大きな病院に行っても、超音波をやるだけで、異常なしという結果でした。

 お腹の痛みはチリチリする感じで、トイレに行きたいというほどではなく、左右のお腹どちらも痛い。便通異常はなし。度々痛くなるものの、我慢できないほどではない。

 この2年間は、超音波検査を受けて、「何もないよ」と言われて帰るのがパターン。この時、大腸内視鏡検査は受けていません。卵巣嚢腫が見つかったときに受けたさまざまな検査の一つが大腸内視鏡検査で、それがあまりに痛くて二度とやりたくない、と思っていたんです。母のがんのことは頭にありましたが、病院で検査を受けているし、大丈夫だろうと考えていました。

 ところが14年9月くらいから、結構本気でお腹が痛くなってきたんです。その年の11月、母の法事で実家がある北海道に帰ったんですが、そのちょっと前には39度くらいの高熱も出ました。毎年季節の変わり目には熱が出たりするので、それかな、と。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々