著者のコラム一覧
小林ひろみメノポーズカウンセラー

メノポーズカウンセラー。NPO法人更年期と加齢のヘルスケア会員。潤滑ゼリーの輸入販売会社経営の傍ら、更年期に多い性交痛などの相談に乗る。

夫の“気づき”で治療開始 ポイントは「いつもと違う」不調

公開日: 更新日:

 更年期に関する情報は女性向けに発信されることが多く、夫や家族に向けられた情報がなかなかありません。しかし、意外にも、私の周りには夫や家族が気付き、治療に結びついたケースがあります。

 夫から「更年期じゃない?」と言われたのはA子さん。彼女の不調を見かねた夫が、ひそかに会社の女性の同僚に相談し、更年期というキーワードに行き着いたそうです。

 B子さんは疲れがひどく仕事を休みがちになっていた時、高校生の息子から「更年期じゃない? 病院へ行った方がいいよ」と声をかけられました。更年期はまだ早いと思っていたそうですが、息子の一言で病院を受診しようと思い立ったとか。どちらのケースも、家族が病院まで付き添い、治療開始に至っています。

 よく聞くのが、「更年期になる年代では、まだないと思っていた」。私も同じような経験があります。

 最初は眠れない、めまい、動悸(どうき)や手のこわばりなど。更年期とは全く思わず、内科や整形外科などを転々とし、薬を飲みましたが、治まらない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    ヤクルト「FA東浜巨獲得」に現実味 村上宗隆の譲渡金10億円を原資に課題の先発補強

  3. 3

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  4. 4

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  5. 5

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  1. 6

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 7

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  3. 8

    早大が全国高校駅伝「花の1区」逸材乱獲 日本人最高記録を大幅更新の増子陽太まで

  4. 9

    匂わせか、偶然か…Travis Japan松田元太と前田敦子の《お揃い》疑惑にファンがザワつく微妙なワケ

  5. 10

    官邸幹部「核保有」発言不問の不気味な“魂胆” 高市政権の姑息な軍国化は年明けに暴走する