角膜感染症につながることも…更年期妻を悩ますドライアイ

公開日: 更新日:

 妻の更年期障害に閉口している男性も多いだろうが、ホントに困っているのはあなたの妻自身だ。女性更年期障害とは、女性ホルモンの分泌が急激に減少することで起こる閉経前後の心身の変化をいう。体が火照ってイライラする、汗をかく、疲れやすい、肩が凝り頭痛がする、などのつ症状が知られるが、女性自身気付きにくい症状がある。ドライアイだ。「清澤眼科医院」(東京・南砂)の清澤源弘院長に聞いた。

 今年、河田恵子さん(仮名、48歳)は、夏ごろから目がひどく疲れるようになった。しかも、時々目にゴロゴロした違和感と痛みがあり、目の周りの皮膚がピリピリする。パソコンの入力作業をすることが多くなっていたことから、最初は眼精疲労を疑い、ビタミン入りの市販の点眼薬を使ったが一向によくならない。近くの眼科医院で診てもらったところ、ドライアイと言われた。

「ドライアイは、目の表面を守る働きをしている涙の量が不足したり、涙の質のバランスが崩れたりすることによって涙が均等に行きわたらなくなる病気です。目の表面の潤いが失われることで、目の表面に傷ができ、疲れや痛みを感じることがあります」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  3. 3

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 4

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    陰謀論もここまで? 美智子上皇后様をめぐりXで怪しい主張相次ぐ

  2. 7

    白木彩奈は“あの頃のガッキー”にも通じる輝きを放つ

  3. 8

    渋野日向子の今季米ツアー獲得賞金「約6933万円」の衝撃…23試合でトップ10入りたった1回

  4. 9

    12.2保険証全面切り替えで「いったん10割負担」が激増! 血税溶かすマイナトラブル“無間地獄”の愚

  5. 10

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?