著者のコラム一覧
小林ひろみメノポーズカウンセラー

メノポーズカウンセラー。NPO法人更年期と加齢のヘルスケア会員。潤滑ゼリーの輸入販売会社経営の傍ら、更年期に多い性交痛などの相談に乗る。

夫の“気づき”で治療開始 ポイントは「いつもと違う」不調

公開日: 更新日:

 数年過ぎたある朝、ベッドから起き上がる気力がなくなり、“もしかして……”と思いました。しかし、自力でクリニックへ行く元気がない。夫に手を引いてもらい、更年期専門のクリニックに行きました。

 更年期は、ネガティブなイメージが強い。読者の男性の中には、妻を傷つけてしまうのではないかと心配し、口にできずにいる方もいるでしょう。更年期症状は、女性健康全体を支えているエストロゲンという女性ホルモンが減少することで表れます。エストロゲンは体全体の健康を支えているので、減少すると、さまざまな組み合わせで心身に不調が出てくるのです。

 今通っている更年期専門クリニックのドクターによれば、私のように夫に手を引かれ来院する女性は少なくないそうです。適切な治療をすれば、多くの症状は改善されます。女性はもちろん、男性にも、更年期の知識をぜひ持っていただきたいです。

【連載】更年期を知って夫婦円満

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    マツコが股関節亜脱臼でレギュラー番組欠席…原因はやはりインドアでの“自堕落”な「動かない」生活か

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  1. 6

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  2. 7

    小泉進次郎氏8.15“朝イチ靖国参拝”は完全裏目…保守すり寄りパフォーマンスへの落胆と今後の懸念

  3. 8

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  4. 9

    「石破おろし」攻防いよいよ本格化…19日に自民選管初会合→総裁選前倒し検討開始も、国民不在は変わらず

  5. 10

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々