著者のコラム一覧
小林ひろみメノポーズカウンセラー

メノポーズカウンセラー。NPO法人更年期と加齢のヘルスケア会員。潤滑ゼリーの輸入販売会社経営の傍ら、更年期に多い性交痛などの相談に乗る。

更年期妻のイライラ緩和のために夫がやった“対策”とは?

公開日: 更新日:

 思いやりのある娘さんは、不機嫌な母の前で明るくいようと常に努めている。時々「お母さんは理不尽。さっきと違うことを言うし、勉強しろ、しっかりしろと怒る」と嘆きを父に訴えることも。しかし、母を心配し「お父さんも仕事から早く帰ってきて」と言うそうです。

 Rさんはできる限り妻が心地よく過ごせるよう、こじれそうな会話は笑いにもっていけるようにする。さらに、妻に頼まれたことは後回しにせず行い、これをしたら助かるだろうと思う家事を、先読みしてやる習慣をつけたそうです。こうして、妻が心地よく過ごせる対応を工夫した結果、徐々に妻の様子は落ち着いてきました。

 前述のようにイライラの原因はエストロゲンの減少によるもの。不調などがひどい場合は、更年期外来がある婦人科へ相談すべきですが、夫の接し方ひとつで、妻のイライラが変わってくることは珍しくないのです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった