膝がポキポキ鳴る…変形性膝関節症のサインって本当なの?

公開日: 更新日:

 一方で、変形性膝関節症は加齢により起こるため、中高年はいずれ発症すると覚悟して痛みが出る前からは、適度に運動などをして大腿四頭筋、ハムストリングスなど膝周りの筋肉を鍛えて、膝関節をサポートする力をつける必要がある。

「例えば太ももの前の筋肉を鍛える方法としては、椅子に腰かけて片方の足を水平まで持ち上げる方法があります。このとき息を止めずに5~10秒そのままの姿勢を保ち、その後元に戻す。この運動を繰り返すといいでしょう。畳や床に両足を伸ばして座り、膝の下にタオルや枕を置いてそれを片足ずつ5~10秒押し続けるというやり方もお勧めです。太ももの外側の筋肉を鍛えるには、横向きに寝て上の足を伸ばしたまま股を開くようにゆっくり上げて5秒ほどそのままの姿勢を維持する方法があります。足全体の筋肉を鍛えるにはスクワットがお勧めです」

 膝の曲げ伸ばしを良くする方法としてはお風呂の中で足を伸ばして座り、かかとをすべらせるようにして曲げ伸ばしするといい。膝の裏側の硬さをとるには、両足を伸ばして座り、膝に力を入れてつま先を伸ばして5秒ほど維持し、次につま先をそらして5秒ほど維持する方法などがある。

「太ると膝に負担がかかりますので、ご飯やパンなどの糖質を控えめにして赤身の肉などのタンパク質を多めにとりましょう。脂質も大事でオリーブオイルなどの良質の脂も積極的にとるなど、バランスの良い食事をとるよう心掛けてください」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円?

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方

  1. 6

    「SIAM SHADE」DAITAがメンバー4人を提訴報道…人気バンドを巡る金銭問題と、「GLAY」は別格のワケ

  2. 7

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  5. 10

    《あの方のこと?》ラルクhydeの「太っていくロックアーティストになりたくない」発言が物議