肺炎だけだと思ったら大間違い 心臓の機能低下にも要注意

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 日本でも警視庁が4月中旬までの1カ月間に死因が分からない「変死体」として扱った遺体のうち、死亡後のPCR検査で新型コロナウイルスへの感染が判明したケースが少なくとも6件あったことを公表している。その中には路上を歩いていた人の容体が急変した可能性があるというから、その人は急に心血管疾患を発症した可能性もある。

 そんな中、インドの研究者が新型コロナウイルス感染症と急性の心血管疾患との関連を検討した結果を「糖尿病とメタボリックシンドローム」(Diabetes Metab Syndr)に報告して、一部の医療関係者の間で注目されている。

 新型コロナウイルス感染症や心臓、心血管、不整脈をキーワードに発表された研究論文を調べたところ、患者全体の8~12%に心筋梗塞のマーカーとなる心筋トロポニンの顕著な上昇が認められたという。心筋トロポニンとは心筋が損傷した時に見られる心筋タンパク質のことだ。その原因は重症急性呼吸器症候群(SARS)と同じように、心臓で発現したACE2に新型コロナウイルスが結合することでウイルス性心筋炎が起きたのではないか、と考えられるという。

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