著者のコラム一覧
小林ひろみメノポーズカウンセラー

メノポーズカウンセラー。NPO法人更年期と加齢のヘルスケア会員。潤滑ゼリーの輸入販売会社経営の傍ら、更年期に多い性交痛などの相談に乗る。

出産後、妻が「痛い」と応じてくれない…考えられる3つの原因

公開日: 更新日:

「出産後、セックスに応じてくれなくなった」と不満に思っている男性はいるのではないでしょうか? もし女性が痛みを理由にセックスを拒否しているなら、主に3つの原因が考えられます。

 1つ目は、女性の潤いを支えるホルモンの低下です。授乳期間中は女性ホルモンが低下するため、性的に興奮しても、潤いが不足してしまいがち。授乳期間が終わり、月経が戻るまでの一時的なことなので、潤滑剤などでカバーできます。

 授乳期間中は、授乳回数が多くてセックスに集中できず、潤うところまでなかなかいかないことも。授乳回数が少なくなる時期まで待つといいかもしれません。

 2つ目は、分娩時にできた傷です。産科の医師に聞くと、分娩時に会陰を切開するのはよくあること。会陰切開はしなくても、分娩時に性器が裂けることもあります。

 その場合は縫い合わせ、1カ月後くらいからセックスOKとなるのですが、人によっては縫合痕のひきつれが続いてしまうのです。ほかには、思いがけない場所まで裂傷して気づかれないことも。そうなると1カ月では完治していないこともあります。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋