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古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

カリンは疲労回復には「夕食」、肌を守るには「朝食」で

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 さまざまな健康効果が高いカリンは、芳香剤やアロマで楽しまれるほど良い香りがするのも特徴です。しかし、実は生で食べることができません。生で食べようとすると歯が折れそうなほど硬く、味も渋いのです。そのため、カリンは加熱したり酒に漬けたりして、加工した後の食品がほとんどなのです。

 カリンに含まれるポリフェノールをいつ食べたらよいかは、まだわかっていないことですが、疲労回復を狙いたいときは夜に、紫外線から皮膚を守りたいときには朝というように、目的に応じた食べ方がいいでしょう。旬の今、道の駅などでカリンを見かける機会があったら購入して、カリン酒やジャム、はちみつ漬けにしてみてはいかがでしょうか。

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