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佐々木常雄東京都立駒込病院名誉院長

東京都立駒込病院名誉院長。専門はがん化学療法・腫瘍内科学。1945年、山形県天童市生まれ。弘前大学医学部卒。青森県立中央病院から国立がんセンター(当時)を経て、75年から都立駒込病院化学療法科に勤務。08年から12年まで同院長。がん専門医として、2万人以上に抗がん剤治療を行い、2000人以上の最期をみとってきた。日本癌治療学会名誉会員、日本胃癌学会特別会員、癌と化学療法編集顧問などを務める。

免疫低下でリスク上昇…「帯状疱疹」新ワクチンの副反応は?

公開日: 更新日:

 じつは5年前、私は左手のひらに赤い発疹と水泡ができて、皮膚科の医師に診てもらったところ、やはり帯状疱疹の診断でした。すぐに抗ウイルス薬の「ゾビラックス」を内服して、幸い痛みは残らずに治癒しました。

■新型コロナワクチンとは接種の意味が大きく違う

 先日、K病院のワクチン担当医とシングリックスについて相談したところ、接種してくださるとのことでさっそくお願いしました。これで「帯状疱疹を心配することはなくなる」と安心できました。

 私はこれまでいろいろなワクチンを接種しましたが、いずれも副反応はまったくありませんでした。以下、そんな私のシングリックス接種の経過です。

 某月5日、午後2時、ワクチン担当医が左上腕に接種してくださいました。「他のワクチンよりも痛い方です。当日は、シャワーは大丈夫ですが、入浴はしないでください」とのことでした。

 たしかに筋肉注射は痛かったのですが、無事に何事も起こらずに済みました。夜は注射部位の痛みが残っていました。

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